SUPER GT >>2011年 >>Rd.08ツインリンクもてぎ

Rd.
RACE

CONTENTS

サーキット
決勝開催日
8
MOTEGI GT 250km
photo
practice
qualify
result
ツインリンクもてぎ
10/16

 

 

11r08ph024_600.jpg 

 

 2011 AUTOBACS SUPER GT 第8戦(最終戦)『MOTEGI GT 250KM RACE』が、10月16日に栃木県・ツインリンクもてぎ(1周4.801kmx53周)で行われた。優勝はMOTUL AUTECH GT-Rの本山哲/ブノワ・トレルイエ組。GT500クラスの年間チャンピオンには、2位となった柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組(S Road MOLA GT-R)が獲得した。柳田組のチーム、MOLAはチームタイトルも手にした。


11r08ph023_600.jpg

 

 GT300クラスは谷口信輝/番場琢組(初音ミクグッドスマイルBMW)が優勝。あわせて同クラスのドライバーズ・タイトルとチーム・タイトルを獲得した。

 

 決勝レースは、前日の雨天から打って変わった好天に恵まれた。まずレースをリードしたのは、ポールポジション(予選1位)のS Road MOLA GT-R(ロニー・クインタレッリ)。これにDENSO SARD SC430、MOTUL AUTECH GT-R(ブノワ・トレルイエ)と続いた。
 レースが動いたのは中盤になって、ドライバー交代のピットインだった。MOTUL GT-Rは素早いピット作業で、トレルイエに代わって本山哲をコースに戻す。これでトップ争いはS Road GT-R(柳田真孝)とのマッチレースに。本山は一時5秒近くあった差をググッとつめ、40周に柳田が周回遅れに詰まった隙を見逃さずにパス。トップを奪うとそのまま逃げ切って、MOTUL AUTECH GT-Rにとって今季3勝目となるゴールをくぐった。
 2位となったS Road MOLA GT-Rの柳田/クインタレッリ組だが、選手権ポイントではトップを堅持。共に初のGT500ドライバーズ・チャンピオンに、チームのMOLAもGT500参戦の初年度にチーム・チャンピオンに輝いた。また、Nissan GT-Rは、今季全8戦で5勝3ポールポジションを挙げる活躍を見せた。本山は自身の持つGT500最多勝を15勝に延ばした。

 

 GT300クラスは、ポールポジションの初音ミクグッドスマイルBMWがスタートからライバルを寄せ付けず、そのままゴール。今季クラス最多の3勝目を飾るとともに、同クラスのドライバーズ&チーム・チャンピオンも逆転でつかみ取った。

観客:2万6000人(15日:1万人)

 

11r08ph027_600.jpg 

■GT500クラス 優勝
No.23 MOTUL AUTECH GT-R
本山哲

「勝ったということで目標への達成感はありますが、チャンピオンを逃したことは、やはり残念です。事前のテストもあってタイヤ選択、マシンの調子、このレースの自信はありました。でも、天気などのため難しい部分がり、トレルイエ選手の最初の走りはセーブしたものでした。その後、プッシュして追い上げ、ピットインしたのですが、ピットのタイミング、ピットワークがとても良く、2番手になり、あとは僕がプッシュしてトップの46号車を抜くだけでした。そこはある意味楽なレースでしたね。今季3勝をしていてチャンピオンが取れなかったことは、まだ力が足りないということ。原因を考え、改善して行きたいと考えています」

ブノワ・トレルイエ

「勝てて嬉しいですが、やはりチャンピオンになれなかったのは残念ですね。レースでは、満タンでスタートしたため、クルマの動きやブレーキングが難しくてきつかったです。でも15周くらいで(燃料も減り)フィーリングが良くなりました。また本山選手の走行で使うタイヤのことも考えて、結局僕の使ったのと同じタイヤにしたんですが、それも当たりました。ピットワークも完璧でしたし、レースとしてはとても良かったです。今季はセパンと鈴鹿で戦略的なミスをしていまい、ノーポイントだったのが
(チャンピオンを狙う上で)痛かったですね」


 

11r08ph029_600.jpg

[GT500クラス 年間チャンピオン]
No.46 S Road MOLA GT-R
柳田真孝

「まだチャンピオンという実感はあまりありません。これまで一緒に戦ってくれたチームメイトのクインタレッリ選手とチームとサポートして
くれたエスロードさん、応援をしてくれた日産ファン、大応援団に感謝したいです。去年はGT300のチャンピオンとしてここに来て、次の年にGT500に乗って、まさかチャンピオンなんて、信じられないですね。正直、GT500は甘いモノではないので、初挑戦のチームでしたから不安はありました。でもテストを重ね、自信が付いて。特にSUGOで優勝したことが僕にとっても自信になり、今年行けると感じました」

ロニー・クインタレッリ

「2004年にF3でチャンピオンになりましたが、素晴らしいSUPER GTのGT500クラスでチャンピオンになれたことは、とても嬉しい。
素晴らしい年でした。上位は争えると思ってましたが、まさかチャンピオンを獲れるとは思ってませんでした。今年最初のテストでGT-Rもミシュランタイヤも調子が良くて、自信になりました。目標としていた夏の3連戦で表彰台、それもSUGOでは優勝できて、手応えを感じました」

 

大駅俊臣監督

「今年からGT500に参戦したのですが、このチャンスを与えてくれた日産自動車、NISMOにとても感謝したいです。またそれをバックアップしてくれたメインスポンサーのS Roadさんにありがとうと言いたいです。チームはGT500が初めてでしたが、ドライバーふたりはGT500の経験もあるし、ミシュランタイヤさんもNISMOで昨年開発してましたし、試行錯誤はありましたが、大きな不安はありませんでした。まずは1勝という気持ちで、またミシュランタイヤが夏場に強く、ウェイトハンデが重いのにも強いので、セパン、SUGO、鈴鹿の夏の3連戦で1勝したいなと。そこで1勝、連続表彰台が達成できて、シリーズランキングにもトップになり、ある程度チャンピオンに向けて考えるようになりました。でも今日はチャンピオンというのはほとんど意識していませんでしたが、ラスト10周(柳田選手が追い込まれ)、初めて意識して痺れましたね(苦笑)。来年に関しては、今日ここまで今年の区切りでしたから、これからですね」

 

11r08ph030_600.jpg

[GT300クラス 年間チャンピオン]
No.4 初音ミク グッドスマイルBMW
谷口信輝

「まずチーム、ヨコハマムさん、応援してくれた皆さんに感謝したいです。非常に嬉しいです。僕はGTに参戦して10年になるのですが、ここ数年はチャンピオンを争うものの獲れず、やっと獲れたという気持ちです。嬉しいし、ホッとしてますし、まさかの逆転劇と、感無量です。決勝ですが、ウェットや少し濡れているという難しい状況なら僕がスタート。ドライだったら番場選手が、と決めていました。で、朝の練習走行が終わってから、今回初めて番場選手にスタートを任せました。彼がとてもがんばってくれて、ポールからトップのまま僕にバトンを手渡してくれたので、『(トップを)絶対守ってやろう』という気持ちで走りました」

番場琢

「素直に嬉しいです。僕らのチームはたくさんの個人スポンサーに支えられているので、その皆さんに感謝したいです。チーム、ヨコハマさん、この一年僕を鍛えてくれた谷口選手にも心から感謝します。でも正直、ホッとしている気持ちが大きいです。前回のレースが終わって帰り道で谷口選手に『頼むからチャンピオンを獲らせてくれ』と言われ、それから今日までの2週間、自分でできることすべてやって来たつもりです。だから初めてのスタートでも気持ちも変わらず、いつもと同じように集中すれば結果でると。(精神的な)準備をしてきまし
たから」

大橋逸夫監督

「このチームを作るに当たって決めたことが"勝てるチーム"を作ろうと思いました。それで谷口選手に声を掛けました。ガレージも、右京さん(アドバイサー)も、勝てる要因をできる限り集めました。谷口選手が乗ってくれることになって、番場選手と上手くやっていけるかと(苦笑)。でも、番場選手は今年成長しました。今回は急にスタートに乗って言っても安心して任せられるくらい、精神的にも強くなりました。でも、初優勝が掛かったセパンでの終盤、番場選手が11号車に迫られたときはシビれましたけどね(笑)。僕らのチームはたくさんの個人スポンサーに支えられていて、今、彼らの勢いを感じているし、彼らとこれからもやっていきたいです。だからもっと良い体制を作って、連覇できるくらいにしていきたいです」

ページ先頭に戻る